ほくせいよいちPTAひがしにほんOBかい

親出没情報ー2020年


強歩に0B不参加も、あの名物は健在

 新型コロナの影響により、例年6月に開催されている強歩遠足が9月に延期となりましたが、無事開催されました。人数制限のためPTA0Bは不参加に。それでも、PTA北海道OB会が提供する“完歩リンゴ”が、今年も存在感を示してくれました。
 それでは、北海道OB会のSlatto(スラット)山田さんによるレポートをご覧ください。


『完歩りんご』にまつわるエトセトラ
         ~応援と伴走の証し~

 9月12日午前0時、予報には小さい雨マーク、「どうか天気よもってやってくれよ」。小樽駅に思いを馳せた。41回目の強歩遠足。今年の強歩はコロナ禍で親のOBは直接応援できない。私にとっての21回目、よくもまあ飽きずに出かけるもんだ(笑)。
 参加は叶わないが完歩りんごは提供してほしいと平野校長からの要請があり応えることにした北オーブ(PTA北海道OB会)。
 2005年、『完歩りんご/小旗付き“あっぱれ!”証』は始まった。もう16年にも・・・。

 北海道OB会を作る以前、35期から数期縦断のOB・OGが“子どもが卒業しても、北星余市を楽しむ!”を合言葉に「さくらんぼの会」として集っていた。強歩や北星祭では北海道の役員たちはやたら仕事が多く(生徒が600人、行事参加の親・家族が250人)「行事を楽しむのは子どもが卒業してから」という不文律があった・・・私や川村さん他は現役中もズルして一部楽しんでいたが(笑)。会は当時のPTA担当の先生たちを巻き込んで呑み会や温泉旅行などをし、北星祭では前庭で<縁日>を数年開催してた。地域の子どもや先生たちの子どもたちに結構ウケてました。
 ある呑み会で、吉田会長(35期)がポツリと漏らした「強歩でも、頑張った子どもたちに何かしてあげたいんだよなぁ」の一言。「さくらんぼじゃ小さくてインパクトないし、収穫期は7月だしねえ」、「りんごなら1年中出回ってるからあるんじゃないの?」、「歩いて疲れて甘いりんご、いいんでないかい(北海道弁/語尾ちょい上がり気味)」と話が進み実現へ。確か1回目は言い出しっぺ吉田さんのポケットマネーだったような・・・。

 ちょこっとデザインした『完歩の証』の小旗(当時流行りの張本・大沢親分の“あっぱれ!”と“喝!”が人気だったのでパクリ)を刺して渡そうと思いついたのは私。綾(あや)付けたんだべさ(北海道弁)。
 可愛い赤い小旗が付いた600個の紅いりんごをゴール横のテーブルに並べてみたらそれはそれは壮観!。ゴール待ちの親たちから歓声が上がりました。初参加の1年生の親たちからは「PTAってこんなこともするんだぁ」との声も。ゴールした子どもたちのウケもよく、その場でガブリの子もいたりして。評判がよくて定着したので段々小旗デザインには凝った凝った。

 後から聞いた話で嬉しかったのは、進学した子がアパートの自室の机の上に『完歩の証』小旗をずっと飾ってくれていたこと。大学の勉学レベルについていけない、北星余市のときのような腹を割って話せる友だちが作れないなどの“卒後北星余市シンドローム(又は北星余市ロス)”で悩む子が少なくないなか、苦しいときに小旗を見て自分で自分を励ましていたと。「足の皮が擦り切れ、水膨れが破れて、あんなに苦しい思いをして70キロを歩ききった、踏ん張れた」ことを思い出して自分を鼓舞するアイテムにしてくれていたなんて、なんと素敵なこと!
 わが娘には「なんで私たちの頃にもこれ作ってくれなかったの⁈」と叱られる始末(笑)。

 今年の「完歩の証」小旗を見ながら、あらためて「北星余市は絶対なくすわけにはいかない!」の思いを強くした。コロナ後こそなおさらこの学校の存在意義は増すばかりだ。一度だけの青春を謳歌し輝く未来へ。親の北星余市体験者の私たちOB・OGは、爺さん婆さんになっても君たちにエールを送り続ける。北星余市を語り広げつないでいく使命をもって。ちっちゃい旗だけど受け取ってくれたまえよ。
「栄冠は君に輝く!」。



2020年度の教育相談会 開幕
コロナ禍の中、数々の対策も

 8月22日(土)大阪、翌23日(日)東京において、今年度最初の教育相談会2連戦が行われました。昨年度最後の3月も、大阪・東京の同会場でしたが、その時は内容も時間も縮小して個別面談のみの実施に。新型コロナウィルス感染防止の観点からの、苦渋の判断だったのです。あれから5か月。今回は、ほぼ通常のプログラムに戻しての開催となりました。学校HPのインフォメーションには、体調不良の場合は来場をご遠慮いただきたい事、検温やマスク着用などの対策にご協力いただきたい事など、来場者の皆さまへのお願いが掲載されています。加えて、今回お手伝い担当の各地区PTAOBも出来るだけの対策を検討し、準備したうえで当日を迎えました。

8月22日 於/エル・おおさか

 PTA西日本OB事務局が、事前に対策についてまとめた文書を作成し、その内容に沿って運営。PTAが持ち込む荷物の中には、新たにアルコールジェル・除菌シート・マスク・座席番号札・1家族1枚の受付票などが加わっています。一方、恒例のおもてなし茶菓は無しです。

 受付はまず検温からスタート。学校が準備した非接触型体温計を使います。次にアルコールジェルで手指を消毒していただき、マスクをお持ちでない方がおられたらお渡しします。子ども用も準備したようです。きめ細かな気遣いだと思いませんか?。受付票に必要事項を記入いただいたら、席に誘導します。札を掲げた席以外は使用しません。来場者が家族ごとに離れて座っていただくようにしているのです。

 この日の来場者は、相談者3組・学校の先生2名・新聞記者さん1名。それに対して、部屋の定員はなんと200名。密集を避けるには充分過ぎる大きさですよね。
 パネルディスカッションでは、人数分のマイクを確保して使い回しをしなくていいようにしたのだとか。
 換気のため、ドアは常時開放。ただ、個別面談用の部屋はプライバシーを考慮してつい立てを置きました。

 こうして、今年度最初の相談会は無事閉会となりました。

8月23日 於/中野サンプラザ

 東日本OB会も、西日本が作成してくれた文書を参考に準備をし、前日の大阪での様子についても情報共有したうえで会場入りしました。

 部屋の定員は90名。前日の200名にはおよびませんが、まずまずの広さです。高階層で窓開放という訳にもいきませんが、空調による自動換気が行われているとのこと。

 個別面談用の部屋は写真のようにホワイトボード2枚を設置。今堀・平野両先生には左右に分かれて対応してもらい、真ん中のエリアは空けておきます。すべての部屋で、空気清浄機が稼働しています。
 会場設営し、椅子と机を念入りに消毒。部屋の入り口など数カ所に、コロナ対策への協力のお願いを掲示しました。

 受付は、大阪と同様に検温からスタート。ボールペンは1回毎に除菌します。

 また、茶菓はやはり用意しませんでした。ペットボトルの飲み物だけでもお出ししようかという話も出ましたが、同じフロアに立派な自動販売機もあるので、各自で必要に応じて購入いただく事にしました。安心しておもてなし出来る日が、早く戻ってきてくれるといいのですが・・・。

 パネルディスカッションには3名の卒業生が登場。写真左から、上野大樹くん(2015年卒)竹田大地くん(2017年卒)八鍬恭子さん(2019年卒)。トーク中もマスクは外しません。それでも、彼らの率直なコメントはいつものように素敵で、聴く人の心に響いているようでした。この日の相談者は5組。うち4組は親子での参加です。コロナ禍という特異な状況の中で進路を考える子どもたちが、先輩たちの言葉をどう受け止めたのか、いつかあらためて聞いてみたい気がします。

 無事に個別面談も終了し、笑顔の相談者さんたちを見送って、後片付け。最後はロビーで「お疲れ様でしたぁ」と解散です。打ち上げの懇親会は、もちろんありません。

 さて、9月から本格的に相談会シーズンが始まります。各地区の委員さんはじめ担当スタッフの皆さん、よかったら今回の実績を参考にしてくださいね。
 相談者の皆さま、ぜひ参加をご検討なさってください。コロナ対策へのご協力につきましても、よろしくお願い申し上げます。



会報最新号の発送準備作業会
3ヶ月遅れの総会と同日開催

 コロナ禍の中、私たちPTA東日本OB会の活動も制限を余儀なくされていましたが、7月4日(土)品川中小企業センターにおいて会報2020年度第1号の発送準備作業、並びに延期となっていた総会をついに開催する事が出来ました。本来なら一人でも多くの人に参加を呼びかけたいところでしたが、3密を避けるため人数を制限しての開催としました。

 写真は発送作業の様子です。定員90名の大会議室で、参加人員は8名。相互に充分な距離を取っています。換気のため開け放した窓で、カーテンが風に揺れています。マスク着用や手の消毒など、出来る限りの対策をしながら無事に作業完了となりました。
 その後の総会では、前年度活動報告・今年度活動計画・会計報告・予算案の各議案を承認。会員の皆さんには総会資料を会報に同封して送りますので、ご確認ください。ご質問やご意見は事務局まで。
 なお、役員体制については前年度のまま継続とします。
 また、活動計画は、当サイトのトップページに行事予定表として掲載しました。変更等の際は速やかに更新しますのでご活用ください。


☆会報2020年度第1号の概要☆


巻頭レポート:教育相談会2019年度FINAL/ 卒業生キラ星インタビュー:後宮嗣/ PTAエンタメ伝説/ pickupトピックス/ お知らせ/事務局だより/編集後記
 A4版オールカラー 全12ページでお届けします。どうぞお楽しみに。
※PTA東日本OB会では、新規ご入会を随時受け付けています。北星余市同窓生保護者・関係者で加入をご希望される方は、事務局または広報までご連絡ください。当サイトのお問合せフォームもお使いいただけます。


コロナに負けるな 北星余市
西OBからweb懇親会のススメ

 みなさん、Web会議システムをご存知ですか?
 コロナで人との接触が制限される中でいま急速に普及している仕組みです。パソコン、スマホ、タブレットを使って遠いところの人たちと会議が出来ます。
 Web会議システムを使って西のPTAOBが親睦会にチャレンジしています。(4月18日までに3回)
 コロナで少し大人しくなったかなと思っていた関西のおばちゃん達(以下おねえさん達)から突然の連絡(まぁ何時も突然ですが)。 「たけぱぱ、Web会議システム使ってみようよ。このままじゃ何も出来ないよ。」 そんな訳でオンライン懇親会を試してみる事にしました。 このおねえさんたちは怖いもの知らずなんです。 兎に角やってみる精神。
 まずは「LINE」や「Facebookのメッセンジャー」上で事前打ち合わせ。

「何使うん?」(Zoomです。知ってます?)
「何で出来るの?」(パソコン、スマホ、タブレットです。もってますよね)
「何が出来る?」(だから試します。)
「お金かかるとちゃう?」(無料コースもあります。お金ないやん。)
「どうやったら使えるん?」(ホストが招待メールを送るのでそこに書いてあるURLをクリックしてね。事前にアプリをダウンロードしておいてください)
「ホストってなに?」(元締めです)
「アプリはどこからダウンロードすればいい?」(このURLからです)
「19時からでどう?」(平日なのでまだ夕飯済んでません。20時からにしました)
「何に使う?」(だから試してみんなで検討します。)

 始めてみると・・・
「入れない」(だからURLをクリックして、いくつかのOKを押すと入れます。みんな入る事が出来ました)
「音声が聞こえない」(オーディオ機能のボリュームを絞ってるでしょう。)
「しゃべっている声が聞こえない」(マイクがOffになってます。)
「画像が見えてない」(ビデオオーディオがOffになってます)
「一人しか見えないけど」(スマホは指で画面をシュッツと左にスワイプしてね。PCは左上の....。)
「それでも4人しか見えない(6人参加)」(スマホは小さいから最大一画面に4人しか表示できません。PCならもっと多くの人が同時に表示されます。)
「ほかに出来る事は?」(資料を共有出来ますが使わないでしょう。)
「無料版は40分で切れるから短いやん」(あなた方の話しが長いのです。休憩を挟めば対策はあります。結局3時間しました。)

 雰囲気はこんな感じです。
『油断して化粧してませんね。』(でも大丈夫、解像度がそれ程良くないので)
『服装もラフですね』(基本的には首から上しか映りませんので気楽です)
『お蕎麦食べてましたね。』(え!映ってた?←映像ですから)
『猫(あ、お尻の穴が見える)や子どもたちが横切った』(ふふふ)
『何食べてるの?何飲んでるの?』(おうちにいるので気兼ねせず参加出来ます。オンライン飲み会も良いですよ。)
『おねえさんたち話し長いなあ。しんどくなった。』(ちょっと画面から消えて寝っ転がろう。声だけ聞けます。)
『あ、いなくなった。』『遅れて入ります。』(途中で退出、途中参加が気楽に出来ます)

 最初は少し手間取りますが2~3回すると慣れてきます(3度もやるかなぁ)。 自宅なので帰る必要がないので時間を気にせず話せます。
 何かしたくても何もできない。 外出制限でみんなストレス溜まってますね。 相談会や親睦会など使い方はあなたの工夫次第。 上手く使ってみませんか?
 北星余市の親たちは人と人の繋がりで成長してきました。 コロナに負けずに工夫と度胸で新たな北星余市PTA(OB)を作っていきましょう。
 北星余市の明日を信じて


千年の都から たけぱぱ(千葉&京都 45期武原父 涼風館)でした。




会報最新号の発送準備完了しました

 2月1日(土)、品川中小企業センターでOB会報最新号(2019年度第2号)の発送準備作業会が行われました。この日はOB会メンバー12名が集まりました。

 会報は、いつものように安さ最優先で選択した某ネット印刷会社さんによるオフセット印刷です。広報の白土さんが横浜の自宅から段ボール箱で持ち込みました。

 一方、事務局山田さんは大量の封筒などの郵送用具一式を千葉から運んで来てくれました。OB会のスタンプを押したり、宛名シールを貼ったり、といったところから作業が始まります。当日現場に来ているメンバーの宛名が出て来たら見逃さないよう気をつけています。発送せずに手渡しするためです。

 中身の会報を入れたら封緘です。テープ付き封筒はちょっとお高いので糊を使います。液体糊がはみ出さないよう綺麗に、かつしっかり貼り付けるにはそれなりの熟練の技が必要なんですよぉ。

 みんなで手分けをして、楽しくテキパキと作業が進みます。最後に料金別納シールを貼り、合計数量を確認して無事に作業が完了しました。
 会員の皆さん、このようにひとつずつ心を込めて送り出す会報たちを、どうぞあたたかく迎え入れてくださいね。


☆会報第2号の概要☆


巻頭レポート:教育相談会2019/ 卒業生キラ星インタビュー:太田憲人/ pickupトピックス/ お知らせ/事務局だより/編集後記
 A4版オールカラー 全12ページでお届けします。どうぞお楽しみに。